2010年2月10日水曜日

欧州の電気自動車動向

NHKニュースによると、EUは9日、各国の産業相などが出席して、電気自動車の将来について議論する会議をスペインのサンセバスチャンで開いた。会議のあとの記者会見で、EU議長国、スペインのセバスティアン産業相は「電気自動車はヨーロッパの環境や経済、雇用にとって大きなチャンスだ」と述べ、電気自動車を経済成長の原動力として、2020年までの政策の柱に位置づける考えを明らかにした。そのうえで、世界的な競争を勝ち抜くためとして、電気自動車の共通の規格作りや、自動車の充電のためのインフラ整備、普及を後押しするための補助金の制度などについて、EUの執行機関に当たるヨーロッパ委員会が来月中に具体的な戦略をまとめるとしている。電気自動車をめぐっては、日本や中国の大手自動車メーカーがことし相次いでアメリカ市場に参入する方針を示しており、ヨーロッパの自動車メーカーは後れを取っているとして巻き返しをねらっているとのこと。
国内では電気自動車市場は地方自治体への導入から始まっている。インフラの整備も抱き合わせになることから10年~20年程度先の市場となろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿