2010年2月9日火曜日

富士フィルムが後発薬参入

日経新聞によると、富士フィルムHは三菱商事と新会社を設立し、今春200品目の販売を開始するとのこと。富士経済は政府の普及策によって年8%成長が続くと予測している。同社もこの成長環境下、需要開拓を進めていく様子。
連結売り上げ高2兆4343億円のうち、医療事業が2698億円。4月より後発薬の販売を開始。
当研究所としては、後発薬よりも予防や診断事業が今後大きく拡大していくとみている。後発薬は現時点では成長市場であるが、数年で落ち着くのではないか。
他方、新薬の定義から後発薬の新しい薬効や配合は新薬となることから、後発薬から新薬を生み出す動きが製薬各社で活発になるのではないかとみている。2010年問題はその契機になるだろう。

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