2010年2月10日水曜日

ヒト万能細胞から生殖細胞作製 容認へ

日経新聞によれば、文科省がヒト万能細胞(ES細胞、iPS細胞)から生殖細胞を研究用として作製することを認める指針案を出した。ただし、受精は禁止している。パブリックコメント45件のうち、41件は生殖細胞作製容認の立場だったとのこと。
別に、日経のアンケート調査では、先端医療は期待より不安が大きいとの結果もある。文科省にはいったパブリックコメントは果たして国民の認容性を代表しているのだろうか?
当研究所は産業技術の展開方向を見る立場から、文科省の指針に対し、賛成も反対もない。ただ、産業技術として生殖細胞作製技術をどのように捕らえればよいのか、道のりは長いと見ている。

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