2012年9月22日土曜日

知財流通で町おこし

つくば市には多くの公的機関が集まっている。 各機関には眠っている特許が山ほどある。 おそらくは手が回らないのであろう。すなわち、事業にするには知恵がいる。 そこで、技術や事業開発に長年携わり、引退後に知恵をもてあましている全国の人々に、 これら特許の流動化を手伝っていただく策を企画したい。 給与はなしだが、ライセンスできれば、ライセンス料やロイヤルティの10%から20%を配分する。 個人の知恵を活用し、つくば市を知恵の集まる街として、世界に知らしめる。 成功すれば、全国の大学や公的機関がある街にも横展開を考える。 お陰さまで、当研究所は、そうした企画を提案できるまでに成長してきたと思う。 実現に向けて、これから活動したい。

2012年9月5日水曜日

覇権争い、新たな動き

大航海時代の植民地政策にさかのぼる、近代の覇権争い。 軍事力による力づくの帝国主義時代、 イデオロギー的覇権争いの冷戦時代、 ブロック経済による囲い込み、 基軸通貨戦略、 地球温暖化対策という名の非関税障壁 完全自由貿易 国際標準戦略 認証システムの輸出による商圏の確保 移民を使った商圏の拡大 日本はどうする?

2012年9月2日日曜日

ノーマリオフコンピュータ

ノーマリオフコンピュータ。 聞き慣れない言葉だが、究極の省エネコンピュータだ。 世界中に溢れるコンピュータの消費電力は無視できないところとなっている。 コンピュータが消費する電力のほとんどは計算ではない。記憶を消さないためだ。 現在のコンピュータは揮発性メモリ、すなわち、電力が提供されないと記憶が消えてしまうメモリが使われている。 これに対し、不揮発性メモリというものがある。 電力が供給されなくても、記憶が消えない。USBメモリなどがその例だ。 既存の不揮発性メモリは読み書きに時間がかかる。 今、世界中でスピントロニクスを応用した、読み書き速度が速く、消費電力が極めて小さい不揮発性メモリMRAMの開発競争が行われているそうだ。 このメモリが実用化されると、コンピュータは計算する時だけ電力を消費すればよく、通常は電源がオフの状態で良い。すなわち、ノーマリオフだ。電力は100〜1000分の1ほどになるだろう。 来るべく省エネ革命に投資しよう。