2010年3月8日月曜日

エレベーターの効率化に思う

NHKの朝のニュースで、丸の内のビルエレベーターの効率化が紹介されていた。
高層化が進む中、エレベーターのラッシュは不愉快な朝の風物詩だ。目的階別にエレベーターを配分することで、待ち時間を最小限にするプログラムを導入したビルでは見事に行列が減ったとのことだった。
今、人々の快適性は「時間とコストがかからない」方向に向かっている。言い換えると、無駄に膨らんできた経済を小さくする方向に向かっている。これは雇用のパイが小さくなることを意味しており、別の社会問題を引き起こす懸念も出てくる。
化石資源の恩恵で膨らんだ人類社会。今後、環境調和の流れの中で、雇用からあぶれてしまった人々をどう救っていけばよいのか、社会保障費用もやせていかざるを得ない中で考えていかなければならない。

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