2012年11月12日月曜日

暗号化の市場拡大

ライフスタイルの管理を情報技術に頼れば頼るほど、個人情報漏洩につながる。暗号化は個人の生活により浸透してくるのだろうか。

今朝の日経より「東芝は、電気の利用状況を監視する次世代送電網(スマートグリッド)を不正アクセスから守る暗号化技術を開発した。各家庭の消費電力を「見える化」した個人情報は、不在や生活パターンが手に取るように分かる。盗聴を防ぎ、普及が期待されるスマートグリッドの安全性を支える。まずは暗号の国際標準化を目指す。米ワシントンで開く国際会議で18日に発表する。

 スマートグリッドは各戸の電力使用状況を集約し、効率的な発電に生かす。新技術はブルーレイのコピー防止技術を消費電力データの伝送に応用した。インターネットで一般的な暗号化手法と比べ、計算量と通信量を7割減らせる。暗号の計算を想定していなかった電力網の機器でも専用ソフトを組み込めば暗号が使えるという。
 2012年中の国際電気標準会議で国際安全規格にしたい考えだ。」

個人情報の保護は、生活に不利にならないようにするためのルールであるが、行き過ぎれば不自由極まりない社会になってしまう。
科学者は個人情報の漏えいが個人の不利にならない社会構造について研究してみてはどうか。

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