2011年8月25日木曜日

ネットワーク依存社会の脅威

2011年6月9日のネイチャーに”Stuxnet”と名付けられたコンピューターウイルスの記事があった。このウイルスはPLC(プログラミング可能なシーケンス制御装置)を破壊する性質が付与されている点が従来のウイルスと異なるそうだ。
イランの原子力発電所の遠心分離装置の機能を破壊することが狙いだったとも考えられている。
このウイルスの登場で、国家インフラ基盤にサイバー攻撃を仕掛けることが現実のものとなったことが証明された。
これからますますネット依存の社会をつくっていこうという時に、これは大問題である。

今、起こっている技術革新は20世紀型の都市発展構造にマッチしない新しいタイプと言わざるを得ない。
技術革新の加速的進展の恩恵を受けるには、社会構造の根本的見直しを急がねばならない。

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