2011年8月21日日曜日

投資への決意

20世紀、先進国は先端技術の優位性を利益に変える仕組みを作った。しかし、利益を効率的に得るために発展途上国の安い雇用を利用した。
先端技術開発の費用対効果が低下すると、発展途上国に対する競争力が低下した。
中国、インド、ブラジルといった比較的治安が安定してきた発展途上国に資本が流れるようになると、先進国が価値を生み出す力がより低下した。
金融市場で生み出されたマネーは発展途上国を勢いづけた。

しかし、急速に発展した国は不安定になるのは自然の摂理。そのもろさは中国の列車事故が象徴している。発展途上国の信用不安は投資マネーバブルを急速に収縮させている。

日本に振り返ると、金融至上主義にあおられながらも、企業は従来からの「ものづくり」ブランドを維持してきた。古いモデルと言われることもあるが、なんとか生きてきた。

私は日本のモノ作りが見直されることと信じ、これに投資する。

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