2010年5月9日日曜日

中国で伸びる日本ブランドの抽出

中国は日本の工場となってきたが、元切り上げの外的圧力も上がっており、将来的な人件費、土地代の高騰等がおこると考えられている。製造技術の優劣はもはや支障のない程度に先進国に追いついている。他方、中国国民の購買意欲、生活向上意欲は今後高まっていくだろう。こうした中、中国の国内企業に対し競争力のあるビジネスを展開できる日本企業が成長すると考えられる。そこで、サービスの質の高さから日本ブランドが有利に働くと思われる事業分野と企業を独断的に列挙した。

化粧品:資生堂、コーセー、ファンケル、カネボウ化粧品、花王
漫画・アニメ:角川H
生活ブランド:TOTO(トイレ)、旭化成(サランラップ)、パナソニック(生活家電)
日本の医薬:イーピーエス(医薬品輸出)、シスメックス(診断)
物流:佐川急便(宅配)、ヤマト運輸(宅配)、伊藤忠(産業)
水浄化:クボタ、伊藤忠、丸紅、双日

当研究所は、上記の中で、中国への入り方でうまさを感じる伊藤忠、ヤマト運輸、イーピーエスに注目している。

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