大京などが新築マンション売りからマンション管理や付加価値の向上にビジネスの重心をシフトさせるという。新しい建物より、既存の建物の付加価値の向上が重視されるようになってきた。
700万戸以上あるといわれる空家物件。リノベーションによってシェアハウスやコワーキングスペースとして生まれ変わる動きが活発化している。
コンセプトもいろいろだ。ワンルームマンションよりも安い価格設定。「つながり」からビジネスを創造する生活空間。大人の隠れ家的シェアハウス。都内駅近のシェアハウスは価格が高めでも顧客がいるという。
これらの動きの背景には30代の消費行動がある。
バブル世代の消費行動は、物をたくさん持つ、高いブランド品を持つ等に価値を見出していた。最近の30代は自分の知識や技能の向上、自分のブランド化に投資する傾向にあるという。ユーキャン等の資格教育ビジネスが流行っているのもその流れだ。
新しい生活空間の提供に関わる資材の提供、施工、サービス、不動産売買、賃貸等、これから注目だ。
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