2010年12月19日日曜日

チタン、炭素繊維

今年は材料がトレンドだった。

当研究所は今年の初めに「チタン」のトレンドが到来することを記載した。
今、それが現実のものとなった。
本年の大きな成果である。「チタン」のトレンドは飛行機材料と限定的だが、これからはさらに光触媒としての用途が広がると観ている。

もうひとつのトレンド、「炭素繊維」。本年秋に大きなテーマとして取り上げられたが、東レ、帝人等の総売り上げに占める割合はまだ微小。
こちらも用途は航空機と限定的。量産化技術を完成させた企業から量産自動車等の産業に参入できる。このトレンドは来年に持ち越されそうだ。

材料といえば、レアアースが大きく取り上げられた年であった。レアアースは投機的目的としては良いテーマであるが、トレンドとしてとらえた計画的な投資には向かない。

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